鉄道の全駅をバリアフリー化

tsunagichan

2007年05月03日 23:28

【新聞掲載記事より】

国土交通省は2日までに
JRや私鉄などのすべての鉄道駅で高齢者や車いす利用者らが
スムーズに移動できるように
スロープやエレベーターの設置などの
バリアフリー化を求める新ガイドライン案をまとめた

現行では1日の乗降客が5000人以上の鉄道駅を
バリアフリー化の対象にしているが
5000人未満の無人駅も含め
すべての駅で対策が必要としている。

ガイドラインには強制力はないが、国交省は
「鉄道事業者の理解と協力を求めたい」
とそており、7月にも正式決定する。

新ガイドライン案では
高齢者や障害者が使いやすい多機能トイレの
設置だけでなく、一般の個室トイレも間口を広げ
手すりを設けるなど
より多くの人が使いやすい構造を提案
視覚障害者らのためにスロープの入り口が
分かるように点字ブロックを取り付けたり
券売機などのタッチパネル式の画面も色覚障害者に
分かりやすい色使いを求めている。

掲載新聞:日本経済新聞 2007.5.4 朝刊26面
掲載新聞:静岡新聞 2007.5.3 朝刊3面 

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