UDに取り組む企業の事例の紹介
【新聞掲載記事より】
障害の有無や年齢、国籍にかかわらず
全ての穂とが暮らしやすい社会を目指す
「ユニバーサルデザイン」(UD)
街づくりやものづくりにUDをいかす動きが広がっている。
【富士・富士山子どもの国】
障害者もお年寄りも誰でも楽しめるようUDを採用した公園として
99年4月オープン
・正面玄関脇の「障害者専用スロープカー」
「階段」「スロープ」「スロープカー」の3つの通路から選ぶことができる。
・園内の建築物は、車イスやベビーカー利用者に配慮
園内の勾配は5%未満
・50メートル間隔で休憩スペースがある
・「ピクトサイン」絵文字を利用した案内表示
【御殿場・キリン蒸留所】
御殿場市柴怒田に73年完成した
「キリンディスティラリー富士御殿場蒸留所」
ウィスキーの仕込みから瓶詰めまでの一括工程を見学できる施設。
・見学コースは、スロープになっている通路を移動する。
・車いすの無料貸し出し
・ハングルや中国語での案内表示
【静岡・ホテルセンチュリー】
・ホテル19階に障害者や高齢者向けの
「ユニバーサルルーム」を設置
通常よりゆったりした31平方メートルの空間
高さの低いベット
浴室・洗面スペースは引き戸仕様で、車いすのまま出入りが可能
トイレ脇にはフロントに直結した緊急時用ボタン
・手すりや幅調節機能付き車いす
フロント・ベルスタッフ全員が使用方法などを研修
【磐田・ヤマハプラザ】
磐田市新貝のヤマハ発動機本社新館に隣接する
「ヤマハ・コミュニケーションプラザ」
同社の創業以来の製品や技術が一堂に集まる「オートバイの聖地」
・11ヵ国語のパンフレットと企業紹介ビデオ
・車いす常時貸し出し
・3年前からは全国の障害者ライダーが毎年開く
「同窓会」の会場にもなった。
昨年9月の会には北海道や九州から障害を持った
ライダーや約40人が集まった。
(掲載新聞:毎日新聞 2008.1.4 朝刊25面
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