バリアフリー新法の進捗調査結果

tsunagichan

2007年08月21日 18:57

【新聞掲載記事より】

国土交通省は10年度まで
全駅で段差解消を目指しており
「エレベーター設置などで段差を解消しバリアフリー化されたのが
2006年度末で1767駅となり
全体の63%に達したと調査結果を発表した。

調査対象は全国のJRと私鉄、地下鉄などで
公共交通機関の段差解消を定めたバリアフリー新法に基づき
エレバーターやエスカレターの設置などで段差を解消している
通路が1箇所でもあれば基準を満たす。

調査結果によると
JRは6社全体では 64%
うち最も高かったにが 67%の東海で
低かったのは 57%の四国

大手私鉄15社は65%
最も高かったのは小田急の96%
低かったのは名古屋鉄道43%

東京地下鉄(東京メトロ)と9つの公営地下鉄の平均は55%
東京メトロは、内部の様子が分かるガラスドアがないエレベーター
が多いため基準をクリアできず13%とされたが実際は57%
の駅で段差は解消している。

ホームまでの高低差が5メートル以上ある高架や地下駅のエレベーター
設置率は75%
エスカレーターは72%

掲載新聞:静岡新聞 2007年8月11日 朝刊29面
県によると

県内には1日5,000人以上
高低差5メートル以上の鉄道駅は39駅あり
06年度末までに26駅が整備を済ませた。

整備率 66.7%
05年度より10.3ポイント上昇

07年度はJR東海道線の
原(沼津市)、豊田町(磐田市)、鷲津(湖西市)の3駅に着手

整備未着手の対象駅はJR東海道線の
吉原、草薙、安倍川、六合、菊川、袋井、天竜川、新居町、新所原

JR御殿場線の裾野
の計10駅

2010年度までの整備完了を目標に掲げている。
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